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下取りで車の査定額が「ゼロ」のならない3つの方法

 
自動車ディーラー、中古車販売店等で下取りや売却の見積りをしたが、買い取り価格が付かないといった問題に直面することもあります。
 
店舗を構えている販売店では、買い取り価格が低い傾向に。
 
これは、従業員の給料、店舗の家賃、その他経費を捻出するために、買い取り価格を下げなければ各種支払いが難しいためです。
 
現在、インターネットが発達しており、様々な情報を得ることが可能になりました。
 
インターネットや電話のみで車の買い取り可能を査定し、足を運ばずとも価格を知ることが可能にとなり、空き時間にも見積りを請求できます。
 
しかし、売却する際にはやはり相談が必要だという方もいるでしょう。
 
古くから付き合いのある車屋さんへ相談されるのも良いです。
 
まずはしっかりとした知識を持って相談へ行き、確かな情報を得た上で売却してください。
 
ここでは、ディーラーや中古車販売店等で買い取り価格が付かないと言われたが、価格が付く可能性のある売却方法をお伝えしていきます。
 
 
中古車一括査定サイトを利用する
 
 
日頃からインターネットを利用している方ならば、中古車一括査定サイトをご存知の方もいるでしょう。
 
名称の通り、様々な情報を入力し、日本各地にある買い取り可能な販売店を見付け出すことが可能です。
 
下記が入力する情報の一例。
 
・メーカー
・車種
・色
・走行距離
・事故歴
 
あくまでも一例ですので、サイトによって入力する情報は異なります。
 
車検証に記載されている情報は必ず入力し、内外装の情報を入力しましょう。
 
型式指定や類別番号といった、聞き慣れない用語を入力することもあります。
 
しかし、入力の仕方や車検証の記載位置等の説明書きが必ずありますので、指示に従い入力していけば、価格が表示されるでしょう。
 
そして、この中古車一括査定サイトは一つだけではなく、複数存在しています。
 
大手ガリバーやラビットであったり、小さなサイトであったりと。
 
一つのサイトを利用して諦めてしまうのではなく、複数のサイトを利用し、比較した上で売却先を検討しましょう。
 
 
自動車解体業者を利用する
 
主に、大きな事故や故障等で動かなくなってしまった車を扱っている業者です。
 
一台の車から、鉄、アルミ、樹脂などを選別しそれぞれの業者へ販売しています。
 
この中で再利用可能な物を、インターネットオークションや中古部品販売業者と取引し、利益を上げています。
 
鉄、アルミは分別後、kg単位で専門業者へ売却。
 
樹脂に関しては大半は廃棄されます。
 
これは、一口に樹脂と言っても、自動車には様々な樹脂を使用しているため、選別に時間を費やすよりも廃棄してしまった方が利益率が高くなることが要因です。
 
例えば、バンパー、タイヤ、シートベルト、この3つを比較してみると、材質の違いが明確でしょう。
 
最も柔らかい樹脂がシートベルト。次いでタイヤ、バンパーと続きます。
 
このように、多種多様な材質であり、硬さが異なるので、廃棄してしまうのです。
 
さて、なぜこの自動車解体業者が査定0の車を買い取ることが可能なのか。
 
この業者は整備工場等から、廃車になってしまった車を買い取っています。
 
解体業者自ら整備工場へ赴き、積載車に載せ、自社へ持ち帰ります。
 
自社へ持ち帰り、分解をし、販売する。
 
この一連の流れの一つを浮かせることが可能であれば、価格を付ける可能性は残っています。
 
それは、解体業者へ直接持ち込むことです。
 
持ち込むことによって、「整備工場へ赴き、自社への持ち帰り」工程を減らすことが可能になります。
 
このように、査定額がゼロであった車にも価格が付きます。
 
 
自動車起こし業者を利用する
 
一般的に自動車鈑金塗装業者とは、ユーザーの車を修理する業者となります。
 
しかし、自動車起こし業者(以下起こし屋)はユーザーの車を修理することはありませんし、自動車鈑金塗装業者との付き合いもほとんどありません。
 
この起こし屋とは、廃車になってしまうほどの大破車を修理している業者でり、小さな傷などの修理も行いません。
 
大破車であれば市場価値が低いため、仕入れ価格も低く、大破車を修理して売ることによって利益を上げています。
 
先ほどの自動車解体業では、原型を留めないほど大破した車両の買い取りはありませんが、起こし屋であれば買い取ることも可能です。
 
起こし屋では、中古部品や新品部品を業者から買い付け、部品を交換し、修理していきます。
 
さらに、登録抹消済みであり、事故は起こしてはいないが、動かない部品取車を多数所有していりのが特徴です。
 
これは、車一台の市場価格はゼロに等しいが、ドアやボンネット、ラジエーター等の内外装部品の価格はゼロではないため、所有しています。
 
中古部品の相場は
・バンパー          10000円から
・ドア              15000円から
ラジエーター    10000円から
 
と、部品のみに価格が付いています。
 
このように、中古部品を業者から買い付けるのではなく、自社にある車両を使用することで修理代の削減を行っています。
 
ディーラーでの査定額が0でも起こし屋の部品取車として使用することが可能です。
 
まずは一度、起こし屋へ赴き相談してみましょう。